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お賽銭が入らない…!?史跡巡りの合間に行ける京都の面白神社「ゑびす神社」
- 2023/11/17
1月9~11日にかけて「十日戎」が行われることで有名なえびす神社。十日戎は大阪にある今宮神社がとっても有名ですが、「えびす神社」は全国にあるんです。
中でも、「日本三大えびす」と言われるうちのひとつがこの京都の「京都ゑびす神社」。こちらも十日戎の日にはとってもにぎやかになります。観光地・祇園にほど近いのですが意外にも観光客はスルーしがちかもしれません。しかし実は「お賽銭が入らない」変わった神社なんです。
今回はそんな「京都ゑびす神社」のエピソードをご紹介します。
中でも、「日本三大えびす」と言われるうちのひとつがこの京都の「京都ゑびす神社」。こちらも十日戎の日にはとってもにぎやかになります。観光地・祇園にほど近いのですが意外にも観光客はスルーしがちかもしれません。しかし実は「お賽銭が入らない」変わった神社なんです。
今回はそんな「京都ゑびす神社」のエピソードをご紹介します。
京都ゑびす神社の由来
京都ゑびす神社の起源は、今から約800年前の建仁2年(1202)に栄西が建仁寺を建立した際に、その鎮守として建てたのが始まりと言われています。栄西は、かつて南宋から帰国する際に海上で暴風雨から守ってくれたのが恵美須神だったとし、恵美須神を主祭神とする神社をつくったのです。現在京都ゑびす神社の御祭神は八重事代主大神(恵美須神)、大国主大神、少彦名神です。
えびす神とは
御祭神の一人である恵美須(恵比寿)えびす神とは「えべっさん」の愛称でも親しまれている神様です。七福神であり、日本の神様の一人です。よく描かれる姿では、左手に鯛をかかえ、右手に釣竿を持っていることが多いです。このことからわかるように、漁業や海難避けの神様としても有名です。
にこやかな表情も親しみ深く、商売繁昌の神様としても信仰を集めています。
お賽銭の入れ方がユニーク
鳥居に熊手のようなものがついているのがわかるでしょうか。実は参拝客はこの熊手の中にお賽銭を投げ入れているんです。
入れば願いが叶うというこのお賽銭。実は投げ入れるのもとっても難しいんです。中には数十分奮闘する方もいるのだとか…。
しかし入ったときの喜びはひとしお。ぜひお詣りしてみて下さいね。
トントンしてえべっさんを呼ぶ
お詣りにも順番がありますが、正面にお詣りした後は神社の出口付近にもお詣りします。
神社の注意書きによると、えびす様が気付かれない場合があるのでここでトントンしてえびす様をよび、もう一度お詣りするのだとか。
他のえびす神社にはない作法のようですが、優しくトントンしてお詣りしてみましょう。
京都ゑびす神社に行ってみよう
「京都ゑびす神社」は建仁寺からすぐ。歩いて清水寺や八坂神社にも行けるエリアなので、観光客の方は他のスポットを訪れるついでに行くこともできそうです。
しかし境内はそんなに人が多くなく、穴場スポットともいえるかもしれません。商売繁盛は自分で商売をしている方だけでなく、会社員やフリーランスの方にも御利益があるかもしれませんよ。
<参考>
京都ゑびす神社HP http://www.kyoto-ebisu.jp/
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