【夢二郷土美術館】2022年秋の企画展「夢二と大正時代の文学」異国文化と伝統が織りなす夢二作品を展示
- 2022/09/26
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【投稿】戦ヒス編集部
夢二郷土美術館本館(所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32、館長:小嶋光信、運営:公益財団法人両備文化振興財団)では、2022年9月27日(火)より、「夢二と大正時代の文学」と題した企画展を開催いたします。
詩人画家・竹久夢二(1884-1934)が活躍した大正時代は、外国から入ってきた新しい文化と伝統的な日本文化が織りなす和洋折衷の時代でした。文学の世界でも、作家たちは南蛮趣味など異国の文物に関心を寄せたり、江戸文化に対する憧憬を作品で表現しました。
本展では「異国趣味」や「江戸趣味」を表現した夢二作品をご覧いただくとともに、夢二と同時代の文学者との交流にも焦点をあて、ブックデザインの世界でも活躍した夢二のデザイナーとしての仕事もご紹介します。
<夢二郷土美術館 https://yumeji-art-museum.com/>
■夢二郷土美術館本館企画展
「夢二と大正時代の文学」
会期:2022年9月27日(火)~12月4日(日)
概要:
大正浪漫の旗手である夢二は文芸誌や文学作品の装幀を数多く手がけ、作家たちとも親しく交流するなど文学と深いつながりがありました。異国や江戸の趣を感じられる作品も数多く制作しており、エキゾチックなモチーフの描写や歌舞伎などを題材とした江戸情緒あふれる芝居絵からは、夢二が持つ遠い世界への憧れが感じられます。
大正時代には、近代化によって過去となりつつあった江戸時代の文化を新鮮な気持ちで見つめ、その魅力を再発見することで新たな文化を生みだしました。1912年の大正元年から110年の時を経た2022年、「大正」という時代に目を向けてみると新たな発見があるかもしれません。
本展では「異国趣味」や「江戸趣味」を表現した夢二作品をご覧いただくとともに、夢二と同時代の文学者との交流にも焦点をあて、ブックデザインの世界でも活躍した夢二のデザイナーとしての仕事もご紹介します。
作品点数:127点(内初公開11点)※予定
屏風作品4点、油彩画3点、スケッチ・水彩画等20点(内1点初公開)、日本画32点、木版画3点、 著作本装幀本36点(内4点初公開)、楽譜1点、雑誌14点(内3点初公開)、その他14点(内3点初公開)
所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32
開館時間 :9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
入館料 :大人800円、中高大学生400円、小学生300円
■企画展関連イベント
〇本館【学芸員によるギャラリートーク】
企画展担当学芸員による作品解説です。申込不要。
日程:2022年10月2日(日)14:00~14:20
参加費:無料(※要入館料、ゆめびぃ会員は無料です)
〇本館【第12回「こども夢二新聞」表彰式・作品展示】
表彰式:2022年10月16日(日)
展示:2022年10月16日(日)~10月30日(日)
「こども夢二新聞」にご応募いただいた作品の中から優秀作を表彰、展示します。
展示場所:夢二郷土美術館 本館 第一展示室
〇本館【夜の特別鑑賞会「宵の夢二 解説つきプレミアムツアー」】
日程:2022年11月26日(土)17:00~18:00
学芸員の解説とともに貸切で鑑賞を楽しむことができる、オリジナルミュージアムグッズのお土産付きツアーです。お庭番頭ねこ「黑の助」も出勤予定です。
定員:最少催行人数5名(要予約)
参加費:一般1300円、中高大学生900円、小学生800円(入館料+お土産)
お申込み先:夢二郷土美術館 本館 TEL:086-271-1000
■体験コーナー(随時)
〇本館 【「art café 夢二」でお手紙を書きませんか?】
大正ロマンの香りが漂う優雅な空間で大切な人へお手紙を書いてみませんか?
ガラスペンや筆ペン、色えんぴつなどを自由にお使いいただけます。
(夢二切手付きの絵はがきやレターセットもショップで販売しています。)
※筆記具は数に限りがございます。
※感染予防のため、手指の消毒のご協力をお願いいたします。
場所:夢二郷土美術館 本館 「art café 夢二」
■本件に関するお問い合わせは 下記までお願い申し上げます。
夢二郷土美術館 TEL:086-271-1000 E-Mail:[email protected]
■夢二郷土美術館について(https://yumeji-art-museum.com/)
運営:公益財団法人両備文化振興財団
理事長:小嶋光信(夢二郷土美術館館長)