毛利元就が2人の息子(のちの吉川元春と小早川隆景)の勝負に対する姿勢を見て、その2人の将来の役割を決めた、という逸話があります。この時2人は何の勝負をしていたのでしょうか?
( 正解率は 44 % )正解!
ざんねん…
答えは「雪合戦」
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毛利元就の逸話に、次男の元春と三男の隆景が2つのチームに分かれて雪合戦をしていた様子を物陰から見ていた、というものがあります。
初戦は元春のチームが大層な勢いで打ちかかり、隆景のチームに勝利しました。 しばらくして隆景が再戦を望みましたが、人数が半分しかいませんでした。再び元春のチームの勢いに押されますが、隠れていたもう半分の隆景のチームが横から不意打ちに成功し、2戦目は隆景が元春に勝利しました。
そして、それぞれの勝ち方を見て元就は将来設計を始めました。 北方の国は人数や勢いのある剛強な戦い方ばかりで計略を立てることは少ないと聞きます。 南方の国は人や船の行き来が多く交際交流を気にしたり、計略を好むことが多いと聞きます。 ならば、戦いに勢いのある元春には北を、計略を練って戦える隆景には南を任せるように、あらかじめ決めておこう、と考えました。 そしてその結果、元就の思惑通りに二人は活躍し、毛利は中国地方の覇者となっていったのです。
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