戦国時代、戦闘による負傷で最も多かったものは次のうち、どれでしょうか?
( 正解率は 39 % )正解!
ざんねん…
答えは「鉄砲・矢・投石による傷」
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自身や配下が合戦で討死・負傷したことを記録した文書に軍忠状、手負注文などがあります。討死や負傷は軍功となりますし、何より合戦に参加していたことの証明になるので、武士たちはこれらの文書を作成し、上司となる武将に提出していました。
これらの文書を調査した研究によると、合戦での負傷は鉄炮や矢、投石などの遠距離武器よる傷が圧倒的に多く全体の半分近くを占めていました。
要因としては、戦国時代の合戦は飛び道具による遠戦が主体で、刀や槍を用いた近接戦闘自体があまり発生しなかったこと、なったとしても近接戦闘による負傷は致命傷になりやすく、文書中で「討死」と一括されてしまい傷の要因が記載されなかったことが考えられています。
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