杉田玄白の『解体新書』ってどんな本?

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杉田玄白の『解体新書』の説明として、適切なものは次のうちどれでしょうか? ( 正解率は 65 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

クイズ間違い時のイメージ yes

答えは「日本初の西洋医学書の翻訳本」

  回答内訳

60人 が回答済です

江戸中期の蘭学入門書(12回答)
20%
江戸時代の代表的な養生法指導書(4回答)
6%
日本初の西洋医学書の翻訳本(39回答)
65%
日本独自の漢方の発展の基盤となった医学書(5回答)
8%

※未回答での閲覧回数は 7回

 解説

 『解体新書』は解剖学書であり、安永3年(1774)に刊行された、日本最初の本格的な西洋医学の翻訳書です。

 ドイツ人クルムスの「解剖図譜」のオランダ語版「ターヘル‐アナトミア」を翻訳したもので、本文4冊、別に序文と図譜を掲げた1冊からなります。翻訳の中心になったのは前野良沢と杉田玄白です。なお、杉田玄白の回想録『蘭学事始』の中で、明和8年(1771)から4年間にわたる苦心・努力の様子が詳細、かつ新鮮に記されています。

 ちなみに他の選択肢については以下の書を指しています。

・江戸中期の蘭学入門書:貝原益軒の『蘭学階梯』(1783年成立)
・江戸時代の代表的な養生法指導書:貝原益軒の『養生訓』(1713年成立)
・日本独自の漢方の発展の基盤となった医学書:戦国時代の医師・曲直瀬道三の『啓迪集』(1571年成立)


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